上方舞 立花青昇(典枝改メ)のライブのお知らせと、公演報告
2年前です。この頃は今のような状況ではありませんでした。状況は必ず変化します。風が吹く如く、水が流れる如くに、、今この時を大切に未来の為に今為すべき事を真摯に生きましょう。
以前「能を舞ふー紅葉狩ー」を文化庁芸術祭参加公演として舞わせて頂きました。謡:吉浪壽晃先生小鼓:久田舜一郎先生能管:野口久美子さん 舞は前シテ後シテとして振付しました。前後の姿形や心情を大切に舞勤めました。
《大震災と災害の鎮魂と復興の奉納舞》
伏見稲荷大社「外拝殿」地唄「黒髪」の奉納舞です。雨の予報でしたが、私は晴れ女❗❗朝は晴天、清々しい日。「大震災と災害の鎮魂と復興の奉納舞」は神官様のご先導で本殿にてお祓いをして頂き、外拝殿にて舞始めますと、御本殿より風が吹き下ろしました。その清廉な風に乗せられるように舞わせて頂きました。衷心より深い感謝と畏敬の念を抱きご奉納させて頂きました。
《大震災・災害の鎮魂と復興の奉納舞》日時:1月25日(土)午後1時より神社:伏見稲荷大社「舞殿」奉納舞:地唄「黒髪」舞・振付:立花青昇
「異文化交流平和祭典」ゲスト出演
日時:1月30日(木)14:00から会場:兵庫県立芸術文化センター小ホール入場料:¥3000主催:異文化交流平和祭典実行委員会
以前に舞った「屋島(長刀仕様)」です。これは私の私見ですが、能のように前シテ後シテの解釈で振付をしました。様々に意見を言われる方々もいられます。振付をしてゆく中で自分の信じる道を真摯に追求して行こうとおもいます。その為なら批判もいといません。ただ直向きに謙虚に前を向いて精進を重ねたいと思います。#上方舞#古典芸能#屋島
《青昇舞一夜》より地唄「狐火」
大石内蔵助の作詞による地唄です。そこには尋常ではない覚悟が秘められています。「曽根崎心中」の死をとして結ばれようとした女人の覚悟とは異質な覚悟が在ります。
狐の化身として恋うる女人。この世では添えぬ想い、、そこに大石内蔵助は自らの決して言えぬ覚悟を写した想い。
全てを胸に秘めて覚悟を深く決めし想い。
舞ううちに女人に非ず。と思いました。
振付にも女人と武士の狭間を舞勤めました。
先日の公演【青昇舞一夜】の「曽根崎心中」この世では添えぬ二人。せめて来世へと命をとしての道行。その想いは儚くも激しく燃え上がり行く、、
「上方舞」は天と地の間に垂直に立ちます。その後、丹田に力を集中させて、腰を入れ膝を少し曲げます。この時に頭、腰、踵が天地の線上に揃うようにします。つまり足は地につけ、頭は天に引き上げられるように立つ。こうする事でインナーマッスルが鍛えられ、血流の流れも良くなります。そして舞はじめたら、下半身と上半身は腰を中心に別々にしなやかに動き舞います。そうする事で肉体はしなやかなで強く鍛えられます。そうする事で何時までも柔軟で強い身体と心を保てます。