上方舞 立花青昇(典枝改メ)のライブのお知らせと、公演報告
以前「能を舞ふー紅葉狩ー」を文化庁芸術祭参加公演として舞わせて頂きました。謡:吉浪壽晃先生小鼓:久田舜一郎先生能管:野口久美子さん 舞は前シテ後シテとして振付しました。前後の姿形や心情を大切に舞勤めました。
《大震災と災害の鎮魂と復興の奉納舞》
伏見稲荷大社「外拝殿」地唄「黒髪」の奉納舞です。雨の予報でしたが、私は晴れ女❗❗朝は晴天、清々しい日。「大震災と災害の鎮魂と復興の奉納舞」は神官様のご先導で本殿にてお祓いをして頂き、外拝殿にて舞始めますと、御本殿より風が吹き下ろしました。その清廉な風に乗せられるように舞わせて頂きました。衷心より深い感謝と畏敬の念を抱きご奉納させて頂きました。
以前に舞った「屋島(長刀仕様)」です。これは私の私見ですが、能のように前シテ後シテの解釈で振付をしました。様々に意見を言われる方々もいられます。振付をしてゆく中で自分の信じる道を真摯に追求して行こうとおもいます。その為なら批判もいといません。ただ直向きに謙虚に前を向いて精進を重ねたいと思います。#上方舞#古典芸能#屋島
《青昇舞一夜》より地唄「狐火」
大石内蔵助の作詞による地唄です。そこには尋常ではない覚悟が秘められています。「曽根崎心中」の死をとして結ばれようとした女人の覚悟とは異質な覚悟が在ります。
狐の化身として恋うる女人。この世では添えぬ想い、、そこに大石内蔵助は自らの決して言えぬ覚悟を写した想い。
全てを胸に秘めて覚悟を深く決めし想い。
舞ううちに女人に非ず。と思いました。
振付にも女人と武士の狭間を舞勤めました。
先日の公演【青昇舞一夜】の「曽根崎心中」この世では添えぬ二人。せめて来世へと命をとしての道行。その想いは儚くも激しく燃え上がり行く、、
《大震災・災害の鎮魂と復興の奉納舞》
上賀茂神社にて奉納舞をさせて頂きました。
朝から陽がさした気持ちの良い日でした。
神官様のご案内で控えの間に、支度が出来るとご神殿へ向かいました。ご神殿前でお祓いをさせて頂きました。ご神殿で祝詞を奏上して頂きました。
その後神官様の先導で橋殿へ、橋殿には結界があり神官様が解いて下さり橋殿にて奉納舞をさせて頂きました。橋殿下には清らかなせせらぎが流れていて、心清廉に舞勤めさせて頂きました。
伏見稲荷大社外拝殿にて地唄「雪」を御奉納舞をさせて頂きました。神官様のご案内頂き控室へ、仕度が整った頃に御神殿へ参拝しお祓いをして頂きました。神官様のご案内で外拝殿にて奉納舞をさせて頂きました。風が吹き込み、清廉な心で舞わせて頂きました。その後帰りにご挨拶に伺いますと権宮司様が鬘衣裳等を車迄運んで下さいました。本当に感謝の1日でした。
《大震災、災害の鎮魂と復興の奉納舞》日吉大社
朝から陽が美しくさした日吉大社。祝詞を奏上頂き、宮司様からお話も頂いて、清廉な心で舞わせて頂きました。
《青昇舞一夜 vol 28》
秋風が爽やかに吹き渡り、空は美しく晴れて、、「八嶋―長刀仕様―」と「雪」を舞わせて頂きました。舞う毎に舞の深さにただただ精進を改めて感じております。
《大歳神社御創建千三百年奉祝氏子祭》
秋晴れの美しい空のもとで奉納舞をさせて頂きました。能管野中久美子さんとのコラボレーションです。私達の二前は金剛流御家元の「翁」が御奉納されました。
以前に創作した「湖幻想」を基本に舞わせて頂きました。