田中神社奉納舞

 田中神社例祭に「立花流創流記念奉納舞」をさせて頂ける事は本当に感謝の一言です。出雲大神宮に引き続いての奉納舞は舞の根幹の大切な使命のように感じます。田中神社の禰宜でも在られ様々なプロデューサーでも居られる田中氏が「家元、上方舞を伝承するのが使命で、舞を舞い続けること、奉納舞をすることは天命です。」と励まされました。舞い続けて行く中でこうして多くの方がたに勇気付けられ、応援して頂ける事に感謝です。今回は十七絃の麻植さんとキーボードの岩坂さんの演奏で「六条御息所幻想」を舞わせて頂きました。神前で舞う事は心を清新にしておかなければといつも感じます。そして舞い始めると不思議に自分ではない何か不思議な力に導かれてゆくように感じます。その心を大切に、その心に素直に舞って行きたい!!!そう思いました。
| 公演報告 | 21:16 | comments(0) | - | pookmark |

「風の霊」映像です。

 西垣正信作曲「風の霊」
 舞・作舞:立花典枝
 十七絃:麻植美弥子
http://www.koube.jp/tachibana.mov
| 公演報告 | 21:15 | comments(0) | - | pookmark |

10月21日(火)出雲大神宮大祭奉納舞

 10月の美しい秋晴れの日に「上方舞立花流創流記念奉納舞」をさせて頂きました。岩田宮司さまはじめ多くの方がたのご好意により今年3月に新しくされたばかりの拝殿にて地唄「葵の上」をご奉納させて頂きました。当日ついた折に宮司様はじめ皆様が衣冠束帯の装束に身を包まれそれは厳かな雰囲気でした。お山が御神体。そこに足を踏み入れただけで身が引き締まる思いです。霊域という何か次元の違う磁場を感じます。年に一度の儀式が終わりいよいよ奉納舞です。宮司様をはじめ中島監督、田中先生と多くの方が観て下さる中「葵の上」を舞わせて頂きました。神様に奉納するのは舞の原点であると思います。神仏への畏敬の思い深い感謝の心を舞わせて頂きました。奉納舞をさせて頂く機会を今年は特に多く頂いています。そして今その舞うという事の原点である奉納舞は「鎮魂の舞」でもあると感じています。上方舞立花流を創流したからには上方舞立花流にしかない舞。上方舞立花流でしか表現できない舞。舞うことが人様のお役に立てる舞。社会に対して何か還元できることが出来る舞。歌舞音曲は人間にとって必要不可欠では無い。そう言われます。でも私はそうは思いません!!!人の心にとって、人の感性にとって歌舞音曲は必要不可欠なもの!!!そう思い、また信じています。だから人様の前で舞う。神仏の前に奉納する。その意味があると思います。そうするには何を心に秘め、何を芯とし、何を伝えるのかを自らに問い、自らが答えを出す。そう心に誓った奉納舞でした。
| 公演報告 | 23:03 | comments(0) | - | pookmark |

武庫川女子大学シンポジューム

 10月18日(土)に武庫川女子大学シンポジュームにて「源氏を舞ふ―六条御息所幻想―」を公演しました。今回より背景の美術に以前使用していました私の仮名書で書いた源氏と六条の和歌に加えて、月と群雲をやはり4m30の寒冷紗の布に描きました。墨・金・銀そしてアクリルの絵の具も今回は使用しました。シンポジュームの主催者であるたつみ都志教授は様々に協力をしてくださり、彼女のゼミの生徒さんがまた本当によく動いて下さいました。六条御息所を分析しようとの試み!!!なんとユングの臨床心理学に基づいての考察まで、、、というかなり面白い試みでした。今回は北野峰琴さんに1人で語り・唄・十七絃の演奏をお願いし、今までと趣の異なった六条の演じ方にしました。これからもどんどん進化し続けて行きたいと思っています。
| 公演報告 | 22:50 | comments(0) | - | pookmark |

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