地唄「葵の上」

 先日の公演地唄「葵の上」がYou TubeにUPされています。よろしければご覧下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=gKZfi4-y804
| 公演報告 | 17:00 | comments(0) | - | pookmark |

奉納舞「天の舞」

 天の舞奉納舞「天の舞」
| 公演報告 | 22:12 | comments(0) | - | pookmark |

6月13日(土)奉納舞

     6月13日(土) 「武相荘」

     奉納舞 地唄「ゆき」

       舞・立花典枝

 *谷崎潤一郎「細雪」の縁の地での奉納舞です。
  「細雪」に地唄「ゆき」を舞う件があるので今回の奉納舞は「ゆき」にしました。
| ライブ&活動予定 | 21:19 | comments(0) | - | pookmark |

ウベのウベ的音世界―源氏物語―

 前日のリハ中に「藤壺」の役が一役増えて、「夕顔」「藤壺」「六条御息所」の三役を早代わりで舞う事になりました。「夕顔」はウベのハンと尺八に裕紀さんの鼓が入り、源氏に出逢って、文を交わし、情を通わせる、、、その辺のくだりまでを舞にしました。淡い薄紫の裾引きに若竹色に金糸・銀糸の蝶が舞う帯にしました。  そして、背景に描いた竹、、、(結局2枚描き上げました)2枚、群雲に月、群雲、源氏の仮名書、六条の仮名書、計6枚が当日の舞台美術になりました。その月と群雲の奥で影絵のように「藤壺」と「源氏」の艶の姿を舞いました。「藤壺」には十二単風の掛を使い、「夕顔」を舞った後着替えは無理なので、、、掛で変化をつけて「藤壺」の姿にしました。この場面は語りの藤田千代美さんの台詞に舞うという趣向になりました。
そして、「六条」では、裕紀さんの鼓、、、それにウベの尺八が絡んでゆく、、、生霊になり彷徨える六条の姿で、、、そして、徐々にその思いが激しく、、、彷徨える自らの魂と、、、その狭間に居る六条、、、その狭間が交錯し、、、自らの心が、魂が、空を舞ってゆく、、、、そして、「葵の上」を死に至らしめる。   正気に、、、気がつくと、手に絡みついた葵の上の黒髪、、、自らの着物についた香の香、、、深い悔恨と絶望と哀しみ、、、、、
語りの藤田さんが「六条」の思いを語り、、、それにつれて裕紀さんの鼓ウベの尺八が激しく、切なく絡んでゆく、、、、、
六条は白の裾引き黒に七色の唐織、十二単風に仕立てた掛を使いました。
舞いこんで行くほどに、、、行くほどに、、、哀しいんです「六条」が、、、
女の情念の全てが込められて、、、高貴な女故の誇りも、、、理性的な女故の秘めた焔が、、、
「六条御息所」がもうライフワークです。これからも様々な様式で舞って行くように感じています。
| 公演報告 | 17:59 | comments(0) | - | pookmark |

地唄「葵の上」

 地唄「葵の上」舞うたびに、「六条御息所」が自分に近づいてくる、、、「六条御息所」になろうとせずに不思議と一体になって行く、、、何十年も「葵の上」を舞い続けて、、、本当に最近なんです。この感じは、、、哀しいんです。
「六条御息所」が、、、嫉妬に狂い、誇りも傷つけられ、激しい慟哭、、、その狭間の、狂気にはなり得ない女の苦しみ、、、いっそ狂気になり得たなら、、、、、そんな狭間に居る自らを見つめながらも、魂は彷徨ってゆく、、、それを留めてくれよと源氏へ切なる思いを求める、、、が、それも叶わず、彷徨う魂、、、

20分の1人芝居、です。

地方をしてくださった峰琴さんとの一本勝負!!!

舞いながら「六条御息所」は命の限りに壮絶に源氏を愛している、、、思いを懸けている、、、

壮絶過ぎて、、、命を懸けすぎて、、、

哀しい女の切ない心の舞、、、そう思います。

きっと「六条御息所」は紫式部の化身!!!そう思っています。
| 公演報告 | 22:49 | comments(0) | - | pookmark |

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