7月23日青昇舞 報告
今年から年4回春夏秋冬にライヴさせて頂いている「ギャラリー桃源洞」は東洋の美術品の宝庫です。だから本当に限られた方にしかご案内もさせて頂いてはいません。
手の届く所に数々の美術品が並び、、、古代中国の美術品、日本の室町期やそれ以前の美術品の数々、、、いつも伺う度に多くの美術品から様々な気をもらっているように感じています。
毎回古典の地唄一作品と創作物を一作品させて頂きます。
今回は地唄「こすの戸」団扇で振付して舞いました。地唄には珍しいハッピーエンドの曲です。
地唄の曲の殆どが待っている女、情念の女、狂気との狭間にいる女、、、、、
でもこの「こすの戸」は共に、、、、、という女です。
銀に浪の模様の裾引きに黒の帯、鬘は先日京鬢に仕替えた三ツ輪です。
次にリックウエイクマン「アーサー王」です。
着替えの時間が10分足らずなので、裾引きを半身絡げて帯は半幅に一文字、、、散紅葉に墨絵波の掛を半身に掛けて、長刀を持って出ました。途中で掛を崩し最後には着物のみで長刀と扇で舞い納めました。
ハワイからダンサーのWillow Changさんが来られて日本独特の舞の表現を非常に興味深く観て下さいました。
次は8月の古典芸能の会です。