2014.03.27 Thursday
大神神社奉納舞をさせて頂いて
「大神神社」奉納舞をさせて頂き・・・
朝から早春の時雨が静かに降り、芽吹き始めた柳が風に揺れ、美しい春の初めの景色でした。
「大神神社」に着きますと神官様がお迎えくださり、とても厳粛な気持ちがしました。
「大神神社」の神体のお山は荘厳で、そこに流れる空気は外界とは異なり遥か2000年の時を超えて流れるかのよ
うに清廉な心地に満たされました。
控えのお部屋をご用意して下さり、そのお部屋には「平山郁夫画伯」の絵が掲げられていました。
画伯独特の群青の色で描かれ、神体のお山の上には月が、、それは絵も言われぬ美しいものでした。
そして、奉納舞へと、、、拝殿に進み、宮司様の祝詞・お鈴のお祓い、そして舞のご奉納をさせて頂き、
お榊を捧げさせて頂きました。
宮司様の祝詞の時に神体のお山から風が吹き渡り、寒いはずなのに、、、心が清められるようで、
静かに吹き渡る風に深い感謝を感じていました。
そして、舞の奉納の時にもやはり風が、、、神体のお山から流れるように吹き渡り、この世でないような、、、
遥かな悠久の時の中で舞わせて頂いているように思いました。それはとても不思議な思いです。
そこにいるのは自分でないような、あるいは自分なのか、悠久の彼方で舞った時のような、、、
時空を超える思いでした。
またこれからは年に一度は舞を奉納させて頂きたくそのように申し上げますと、快くお許しを頂けました。
あの折の風は今も身に感じています。「大鳥居」「巳の神杉」
地唄「雪」
地唄「雪」
*掲載していります「大鳥居」「巳の神杉」「奉納舞」の写真は大神神社様のお許しを頂いて(平成26年3月14日於大神神社拝殿)にて奉納舞をさせて頂いたものです。HP・ブログのみの掲載のお許しですのでどうか転載等なさらないように宜しくお願いを申しあげます。